【築年数】24年
【床材種類】無垢フローリング
【状況】
日焼けにより紫外線劣化がすすみ、白く変色しもともと塗ってあった塗膜もボロボロの状態。植木鉢の跡や、水跡で無残な状況でした。
端っこなど、健全な塗膜が残っていると、劣化部分の色合わせは非常に困難で、塗り重ねると色味の差が出てしまうので、濃い部分に合わせて色味を濃くすることをご提案し、承諾を頂き、色調整をしました。
木目の色味に近づけることにより、色味の差が減り、劣化部分の色抜けが目立たなくなってきます。全く表面の塗膜がない部分と健全な部分の差が埋まるまで、3回ほど下地材を塗布し研磨する作業を繰り返しました。
もし、弊社の物件ならこげ茶にしてもっと目立たなくしますが、オーナーはもともとのナチュラルな色味が好きだとのことでしたので、ぎりぎりのところで完成としました。
トップコートにはハードコート30を塗布。メンテナンスフリーの頑丈な塗膜で末永く安心して使えるフローリングにリノベーションしました。
作り付けの腰掛のリメイクもご依頼いただき、ご覧の仕上がり。床と同じく少し色味をつけさせてもらってます。薄い色味は難しいのです。
木製の窓枠とニッチも気になるところ。交換はできないので、塗装にて補修しました。木製ならだいたい直せます。
靴箱の棚板も再塗装し復活！木部補修工事ならお任せください。